マウンテンバイクの競技には様々な種類があり、それぞれにあわせてマウンテンバイクの種類も別れています。
ただし、種類ごとに決定的な違いがあるわけではないので、1台のマウンテンバイクでも様々な楽しみ方をすることが可能です。
マウンテンバイクの楽しみ方について解説していきます。
ダウンヒルこそマウンテンバイク
マウンテンバイクは、アメリカの若者がビーチクルーザーなどで林野を下るダウンヒルレースからスタートしました。
ダウンヒルレースはマウンテンバイクの起源なのです。
マウンテンバイクは頑丈にできているので、ロードバイクに比較すると重量があります。
タイヤも太いのでヒルクライムは大変ですが、ダウンヒルでは安定感があります。
せっかくマウンテンバイクを購入したのなら、楽しみ方の1つにダウンヒルを取り入れてみるとよいでしょう。
ただし、ダウンヒルはスピードが出るので、コース選びなどの安全性に注意することが大切です。
コースはスキー場を夏季にマウンテンバイクコースとして貸し出したりしていたります。
また、ショップや愛好家がコースを開拓していたりもするので、初心者でも安全なコースをみつけてダウンヒルを楽しんでみるとよいでしょう。
クロスカントリーを楽しむ
初心者でもできるマウンテンバイクの楽しみ方がクローズドコースや林道などを走るクロスカントリーやトレイルなどです。
クローズドの周回コースであれば、ある程度の安全性が担保されており、スピードもそこまで出ないので、初心者でも安全に楽しむことができます。
林道などをトレイルすることも、ゆっくりマウンテンバイクをエンジョイできる楽しみ方です。
マウンテンバイクを購入して、ある程度慣れたら、林道などのオフロードからスタートしてみるとよいでしょう。
自然のままを楽しむトライアル
マウンテンバイクは、長距離を走るだけでなく、トライアルを楽しむこともできます。
トライアルは通常、トライアルバイクで大きな岩などを乗り越えたり、段差を飛び越えたり、飛び降りたりする競技です。
マウンテンバイクでトライアル競技に出場することはできませんが、頑丈なマウンテンバイクはトライアル的な楽しみ方をすることもできます。
トライアル的な楽しみ方をするためにはある程度テクニックを磨く必要があります。
トラックスタンドやフロントリフト、バニーホップまで出来るようになったおくと、トライアル的な楽しみ方を十分エンジョイすることができます。
トライアルは一見すると特殊なテクニックを磨くもののように思われますが、トライアルのテクニックを磨くことで、ダウンヒルやトレイルなどで落車を防ぐテクニックに応用することができます。