マウンテンバイクはロードバイクの様にスピードが最優先では設計されていません。
マウンテンバイクに求められるのはハードな路面に耐える走破性です。
そのため、舗装路ではスピードが出ないと感じ物足りなく思うこともあります。
マウンテンバイクのスピードアップ手法についてみていきましょう。
まずは肉体改造から
マウンテンバイクでロードバイクの様に走りたいと思って、マウンテンバイクを買う人はいないでしょう。
ロードバイクの様に走りたいのであれば、ロードバイクを買えばよいのですから。
オフロードを走るためのマウンテンバイクでオンロードを走る場合は、多少の妥協は必要です。
マウンテンバイクで舗装路を走っている時にスピードが出ないと感じるときは、トレーニングと割り切ってしまうことも1つの選択肢です。
己の肉体で走るのが自転車の醍醐味。
まずは体を鍛えることでスピードアップをしてみてはどうでしょう。
簡単なスピードアップはタイヤ
マウンテンバイクで簡単なスピードアップ方法としてはタイヤにポイントがあります。
まずは空気圧を少し高めにしてみましょう。
これだけでも舗装路ではスピードアップできます。
空気圧を高めにすると、タイヤが真円に近くなるので転がり抵抗が減ります。
空気圧をあげるだけなら、費用もかからないので簡単です。
次に手軽なスピードアップとしてはタイヤ交換があります。
通常、マウンテンバイクは凸凹の大きなブロックタイヤがとりつけてあります。
ブロックタイヤは転がり抵抗が大きく、また重量もあるので、マウンテンバイクでスピードが出ない1つの理由となっています。
そこで、タイヤをスリックなどの凸凹が少ないタイヤに交換してみましょう。
スリックなら、軽量化した上で、空気圧もより高圧にできるので、スピードアップができます。
本格的にスピードアップするなら軽量化
それでもスピードが出ないことに不満を感じ、本格的にスピードアップするなら軽量化です。
マウンテンバイクはロードバイクに比較するとkg単位で重量が重くなっています。
サスペンションが装備されていたり、フレームも強度を高めるために肉厚になっているので仕方のない部分ではあります。
軽量化のポイントとしてはまずは、ホイールから取り掛かるということです。
ホイールの様に動くパーツから軽量化することで、その効果は高くなります。
空気抵抗も大きな妨げに
マウンテンバイクがロードバイクに比べてスピードが出ないのは重量の他にも乗車姿勢があります。
マウンテンバイクはロードバイク程は前傾姿勢が深くないので、空気抵抗が大きくなります。
空気抵抗は20km/hから影響が大きくなってきます。
高速巡航するときは、より深く前傾姿勢をとるようにするとスピードアップできます。