初心者がマウンテンバイクを買おうと思っても種類が多く迷いますよね。
初心者におすすめのマウンテンバイクの選び方についてポイントをあげていきます。
マウンテンバイクの種類
以前、テレビで芸人さんが普段遣いのマウンテンバイクとしてダウンヒル用バイクを選んでしまっていて、出演者や視聴者から失笑を買ったことがあります。
マウンテンバイクにはいくつもの種類があるので、初心者は選ぶ時に注意しなければなりません。
先程あげたダウンヒル用のバイクは、ハードなダウンヒルを乗りこなすためにサスペンションのストローク量が多く、フレームも頑丈なのですが、平地や登りは考慮されていないので、街乗りには不向きとなります。
初心者にはおすすめとはいえない種類です。
一方で、初心者におすすめの種類となるのが、オールマウンテンやエンデューロと呼ばれる種類のものです。
両者は微妙に違いますが、いずれも登りや下り、長距離と様々な用途に使われるマウンテンバイクです。
エンデューロとオールマウンテンでは、エンデューロが若干レース向けのセッティングがされています。
他にはクロスカントリーと呼ばれるマウンテンバイクもあります。
クロスカントリーは下りや登りを含んだコースでタイムを競うレースなので、マウンテンバイクの中では軽量化も考慮されています。
軽量フレームなので価格が高価な傾向もありますが、サイクリングなどでも使いやすいので、こちらも初心者におすすめの種類の1つになります。
マウンテンバイクのサイズ
初心者はマウンテンバイクのサイズ選びも注意が必要です。
マウンテンバイクには2つのサイズがあります。
1つはフレームサイズです。
マウンテンバイクのフレームは3~5種類のサイズ展開があり適正身長が異なります。
もう1つにタイヤサイズがあります。
マウンテンバイクは26インチ、27.5インチ、29インチとタイヤサイズがあり、基本的にフレームは決まったタイヤサイズ専用に設計されています。
タイヤサイズが変わると乗り心地や走破性が変化します。
昨今、主流となりつつあるのは万能な27.5インチなので、初心者はこのタイヤサイズを基準に選ぶことがおすすめです。
ルック車に気をつける
初心者がマウンテンバイクを選ぶ時に最も気をつけなければならないのはルック車です。
ルック車とはマウンテンバイクと同じ外見でも、オフロードでは走れないマウンテンバイクです。
ルック車とわかっていて購入することは問題ありませんが、オフロードを走る目的なのに間違ってルック車を購入しないように注意する必要があります。
価格の安いマウンテンバイクや、公道専用などの注意書きがあったり、スタンドがとりつけてあるものはルック車の可能性が高いので注意しましょう。