マウンテンバイクのサイズによる選び方のポイントとは

一般的な自転車はあまりサイズを気にすることはないかと思います。

しかし、マウンテンバイクのようなスポーツタイプの自転車にはフレームにサイズがあります。

マウンテンバイクのサイズによる選び方について解説していきます。

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マウンテンバイクのフレームサイズ

自転車は横から見ると、四角、ひし形に組まれたパイプにサドルを取り付けるためのパイプが短い方の対角線上に配置されたような形をしています。

この、ひし形と対角線、それぞれのパイプの長さをジオメトリーとしてサイズが表記されます。

ロードバイクの場合は、ひし形の上辺、ハンドルからサドルまでの長さを基準として表記されますが、マウンテンバイクの場合は対角線、サドルが取り付けられるシートチューブの長さを基準としてサイズ表記されます。

マウンテンバイクのサイズの選び方としてはこのシートチューブの長さを基準としてサイズ選びをしていきます。

フレームの選び方

さて、実際にマウンテンバイクの選び方としてはどのようなところがポイントとなってくるのでしょう。

基本的には、メーカーがサイズごとに適正慎重を表記しています。

自分の身長に合ったものを選べば問題ありません。

ただし、マウンテンバイクのメーカーはほとんど欧米なので、欧米人の体格を元に作られています。

欧米人に比較すると手足が短い傾向にある日本人の場合、サイズ選びには注意が必要です。

場合によってはワンサイズ小さいものが適している場合があります。

マウンテンバイクのフレームはシートチューブ長がサイズに使われますが、実際にはサスペンションなどがあるので、同じシートチューブ長でもメーカーによって大きさは様々です。

単に表記されたサイズを見るのではなく、ジオメトリー全体の数値を見ることが選び方のポイントです。

セッティングで調整できるパーツ

マウンテンバイクは買ったものがそのままぴったりサイズであるということはあまりありません。

初心者のうちは、ある程度はライディングポジションが固まるまで買ったままのマウンテンバイクを微調整して乗ることにはなります。

買ったマウンテンバイクで調整される部分としては、サドル高、サドルの前後位置、ハンドル高などです。

さらにある程度自分のライディングポジションがわかってきたら、ステムを変更したり、ハンドルを変更して、ハンドル位置を調整することもあります。

ペダルやクランクを変更することでもポジションは変わってきます。

つまり、基本となるフレームサイズから、様々なセッティング変更が可能なのです。

ここでもう1つの選び方のポイントがあります。

少し小さめのフレームをステム長を伸ばしてハンドル、サドル間の距離を伸ばすことはできますが、ステムを短くすることは物理的限界があります。

同様に、ハンドル高も少し小さめのフレームならスペーサーで適正な高さにすることができますが、大きめなフレームでハンドルが高すぎる場合は、低くすることはできません。

もし、大きめと小さめのフレームで迷うことがあるならば小さめを選ぶということは選び方の基本です。

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