マウンテンバイクは本格的にオフロードを走るという人もいますが、街乗りで使うという人もいることでしょう。
マウンテンバイクを街乗り仕様にカスタムするポイントについて説明していきます。
まずは標準装備を
マウンテンバイクを街乗り仕様にカスタムするには、まずは必要装備を整える必要があります。
真っ先に取り掛かる必要があるカスタムが警音器と灯火類です。
これは道路交通法で装着が義務付けられています。
特に警音器については、自転車に乗っていると警音器を鳴らすことはほぼ無いので、付けないという人もいますが、装着義務があるので付けなくてはいけません。
最近ではマウンテンバイクのデザイン性を損なわない警音器もあるので、そういったものを選ぶとよいでしょう。
小型のものであれば、目立たない場所に取り付けることもできますし、デザイン性の高いものならハンドル周りにあってもマウンテンバイクのスタイルを損ねることはありません。
灯火類については夜間に走行しなければ装着する必要はありませんが、自走で遠出をしたときなどは帰りが遅くなることもあるので、装着しておくとよいでしょう。
その他に街乗り仕様にする時に必要なのは、パンク修理キットです。
パンク修理キットは鞄に入れて持ち歩いてもよいですが、サドルバッグに入れて、サドル下に装着しておくか、ツール缶に入れて、ボトルケージで持ち運ぶようにするといつでも忘れずに持ち運ぶことができます。
カスタムの方向性
マウンテンバイクの街乗り仕様でのカスタムの方向性は、ずばり軽さです。
街中を走る自転車は信号などでストップ・アンド・ゴーの繰り返しとなります。
いかに、軽く加速してトップスピードにのせるかということが大切です。
そのためには、軽量化と抵抗を減らすということが大切です。
抵抗を減らすには手っ取り早いのはタイヤをスリックにすることです。
マウンテンバイクに標準で取り付けられているブロックタイヤは抵抗が大きく、走りが重くなるのでスリックにカスタムするとよいでしょう。
あと、軽量化はホイールをカスタムすると高い効果が生まれます。
マウンテンバイクの軽量化をする場合、稼働パーツを軽量化すると走りの軽さに与える影響が大きくなります。
マウンテンバイクのフレームなどを1kg軽量化するよりも、500g軽いホイールにカスタムした方が効果は体感しやすくなります。
スタンドの必要性
マウンテンバイクを街乗り仕様にカスタムするときに悩まされることの1つにスタンドをどうするかということがあります。
警音器や灯火類は法律上、絶対に装備しなければなりませんが、スタンドは絶対ではありません。
軽量化というカスタムの方向性を考えれば、必要ないものはつけないということになるので、スタンドはあまりつけない人も多いでしょう。