マウンテンバイクでパンクは最もよくあるトラブルです。
メンテナンスのほとんどをショップ任せという人も、パンクの対応くらいは頭に入れておく必要があります。
パンクの原因やタイヤ交換のポイントなどについてまとめてみました。
マウンテンバイクのパンクの原因
マウンテンバイクのパンクでよく起こるのがリム打ちパンクです。
凸凹道を走っていると、タイヤが潰れるくらい荷重がかかることがあります。
そのときに、チューブがリムに挟まれてパンクしてしまうのがリム打ちパンクです。
タイムを競うレースでなければ、出っ張りに乗り上げるときはスピードに注意しましょう。
次によくあるパンクの原因は尖ったものがタイヤに刺さってしまうことです。
オフロードでは木の枝や、尖った石、ガラスの破片、釘など、様々なものが落ちていたりします。
それらに乗ってしまえば角度によってはパンクしてしまいます。
流石にこれはある程度、運不運の問題になってしまうので、マウンテンバイクでオフロードを走っている以上は諦めるしかありません。
パンクの予防法
パンクの原因がいろいろと分かりましたが、もちろんいくつかの原因は回避することができます。
まず、タイヤの寿命についてですが、パンクしないといつまでも同じタイヤを使っている人もいますが、ゴムは時間の経過によって劣化するので、使い続ければいつかはパンクします。
タイヤにヒビが入ったりと劣化の兆候があればすぐに交換するようにしましょう。
兆候がなくとも半年などの一定の期間で交換することも大切です。
他には空気圧を細かくチェックするということも大切です。
空気圧が低すぎるとリム打ちがよく起こります。
マウンテンバイクは比較的低い空気圧で乗りますが、こまめに空気圧をチェックして低くなりすぎないようにしましょう。
チューブレスタイヤの場合は、パンク防止剤を入れることでパンクを回避します。
ただし、パンク防止剤も万能ではないので、劣化してきたり異物が刺さってしまった場合などは交換するようにしましょう。
タイヤ交換のポイント
マウンテンバイクも他の自転車も基本的にはタイヤ交換の方法に違いはありません。
強いて言えば、マウンテンバイクの方がタイヤが太いので、ゴムが固く力が必要となる場合があります。
また、チューブレスタイヤは基本的に固めのタイヤで、慣れないと手こずることもあります。
しかし、タイヤレバーを使えばこそまで力は必要ありません。
はじめは力任せになることもありますが、ある程度慣れてしまえばすばやくタイヤ交換ができるようになります。