マウンテンバイクを買ったもののオフロードって何処で走ればよいのでしょう。
山の中にいけば走る場所が見つかるのでしょうか。
マウンテンバイクの走る場所について解説していきます。
意外と少ない走る場所
ロードバイクのサイクリングコースをネット検索すると、地図上に示される無数のコース。
近隣、尚且お気に入りの走る場所が見つかることでしょう。
一方でマウンテンバイク。
検索してもあまり走る場所は表示されないことがあります。
それには2つの理由があります。
まず、マウンテンバイクのコースが公道ではないということ。
マウンテンバイクのメインの走る場所となるオフロードは文字通り舗装された公道ではなく、林道や山道などです。
マップ上には表示しにくいという理由があります。
また、そういった場所は私有地であるので、地権者の許可がない場合はもちろんネットで公表など出来ません。
もう1つの理由としては人を集めたくないからです。
一時期、マウンテンバイクでのトレイルが林道を荒らしたり、登山者との遭遇が危険との理由で問題となったことがあります。
お気に入りの走る場所に多くのマウンテンバイクライダーが集まると、こうしたことが問題で閉鎖となることもあるので公表しないということもあります。
整備された有料コース
初心者の人がマウンテンバイクで走る場所を探す時、おすすめのコースは整備された有料のコースです。
スキー場などでは、夏場にゲレンデの一部をマウンテンバイクコースとして有料で開放していることがあります。
そういったコースは1日4000円、ワンシーズン40000円ほどで走ることができます。
有料のマウンテンバイクコースはオフロードですが整備されています。
初心者が道なき道を走るというのはかなりのリスクがあります。
ある程度整備されたコースなら初心者でも走ることができるので、こういった有料のコースはおすすめです。
自ら動き出した愛好家
マウンテンバイクのトレイルでは、私有地の山道を勝手に走っていたりすることが問題となったりします。
登山道などでも、登山者保護のためマウンテンバイクの締め出しが行われたりします。
そこで一部のマウンテンバイク愛好家は自らの手でマウンテンバイクの走る場所を確保しようとしています。
地権者の人と交渉し、山の整備と引き換えに林道をトレイルコースとして貸してもらおうというのです。
こういった愛好家グループは各所に存在しているので、マウンテンバイクの走る場所がなくて困っている人は、こういった愛好家グループに参加してもよいでしょう。