現代人の健康問題の1つ、運動不足。
自転車はよく運動不足解消に良いとされますが、マウンテンバイクはどうなのでしょう。
マウンテンバイクを使った運動不足解消法について解説していきます。
マウンテンバイクで心肺機能をアップ
マウンテンバイクを使った運動不足解消でまず最初にあげられるのが、心肺機能のアップです。
これはマウンテンバイクに限らず自転車全般にいえることですが、自転車はウォーキングやランニングに比較すると脚への負担が少ないので長時間運動することができます。
一定の負荷で長時間運動することができるので、心肺機能を高めたり、脂肪を効率よく燃焼させることができます。
運動不足の人が急に運動をはじめたりすると、膝や腰に負担がかかって怪我をしてしまうということはよくあることですが、自転車は非常に強度の軽い運動からはじめることができるので、スキルに合った運動をすることができます。
そんな自転車の中でも特にマウンテンバイクは前後にサスペンションがついているので、オフロードを高速走行しなければ乗り心地はマイルドです。
さらにロードバイクと違って過度な前傾姿勢もないので、初心者でも乗りやすい自転車といえます。
マウンテンバイクで体幹を鍛える
マウンテンバイクで運動不足を解消するメリットの1つに体幹が鍛えられるということがあります。
マウンテンバイクで林道などを走るときはかなりの時間、サドルから腰をあげてバランスをとる時間があります。
マウンテンバイクをオフロードで操るには体幹をかなり使います。
マウンテンバイクの上でバランスをとることで、他のスポーツでは鍛えることが難しい、体幹を鍛えることができます。
骨を強くするマウンテンバイク
自転車に乗ると骨が弱くなるという説があります。
これは、自転車はウォーキングやランニングに比べて脚への衝撃が少ないので、自転車移動が多いと、骨への刺激が不足するということから言われるものです。
まず大前提ですが、運動不足の人は骨への刺激が不足しています。
何もしないよりも自転車にでも乗ったほうが骨への刺激は強まります。
さらに、マウンテンバイクとなるとさらに骨に強い刺激が加わります。
マウンテンバイクにはサスペンションがついていますが、オフロードではサスペンションが吸収しきれない衝撃を体で吸収する必要があります。
路面の突上げを全身で受けるマウンテンバイクは骨を強くすることもできます。
運動不足の人だけでなく、普段はロードバイクしか乗らないという人も、骨の健康を考えると、マウンテンバイクに乗ってみることもよいでしょう。