マウンテンバイクのタイヤサイズの選び方のポイント

マウンテンバイクには複数のタイヤサイズがあります。

初心者は一体どのタイヤサイズを選べばよいのか迷うことでしょう。

マウンテンバイクのタイヤサイズの選び方について説明していきます。

マウンテンバイクに存在する3つのサイズ

マウンテンバイクには大きくわけると3つのタイヤサイズが存在します。

このことが初心者に選び方を難しくしています。

3つのサイズとは26インチ、27.5インチ、29インチです。

27.5インチは650B、29インチは29erと呼ばれたりもします。

もともと、マウンテンバイクは26インチを中心として発展してきました。

そんな中でクロスカントリー向けに高い走破性と高速巡航を実現するために生まれたのが29erです。

タイヤサイズが大きくなることで、路面の凹凸の影響を抑えることができ、径が大きくなることでトップスピードが伸びます。

ただし、タイヤサイズが大きくなると、重量が重くなったり、コントロール性が悪くなるといったデメリットがあります。

そこで生まれたのが27.5インチ、650Bです。

27.5インチはコントロール性と走破性を両立したサイズとしてマウンテンバイクで一気に採用されはじめています。

さらに初心者にタイヤの選び方を難しくしているのがファットサイズの存在です。

上記の3サイズに加えて、26+、27.5+というサイズが存在します。

これらはファットサイズと呼ばれ、かなり太いタイヤになります。

ファットサイズはクッション性が高い一方、重量増となるので競技向けというよりはトレイルなどのファンライド向けとなります。

さて、マウンテンバイクには以上のように5つのサイズがありますが、それぞれのサイズには互換性はありません。

ホイールに合わせてタイヤサイズを選ぶ必要があります。

マウンテンバイクのタイヤサイズを変更しようとする場合にはホイールごと交換となります。

しかし、ホイールを交換する場合にはクリアランスに注意する必要があります。

26インチのマウンテンバイクに27.5インチのホイールとタイヤを装着する場合はタイヤが干渉しないかチェックしなければなりません。

ファットサイズにしたり、2インチ以上サイズが変わる場合は、干渉する可能性が大きくなります。

マウンテンバイクのタイヤサイズは先程も書いたようにフレームと関係するので、簡単に変えるということはできません。

マウンテンバイクの選び方のポイントとしてタイヤサイズも考慮する必要があります。

では、どのような選び方をすればよいのでしょう。

今、主流となってきているのは27.5インチです。

タイヤサイズに迷ったときは27.5インチを選んでおくとよいでしょう。

しかし、日本人は小柄な人も多いので26インチという選択肢もあります。