オフロードを走るマウンテンバイクはとにかく汚れます。
まさか汚れたままにはしてませんよね。
汚れたままではサビなどトラブルの原因となってしまいます。
そんなマウンテンバイクの洗車方法について説明していきます。
マウンテンバイクの基本は丸洗い
マウンテンバイクの洗車方法の基本は丸洗いです。
プロのレースでも走行後のマウンテンバイクはまず丸洗いされます。
具体的な洗車方法としては、まずは洗浄液を作ります。
専用の洗浄剤でも良いですし、中性洗剤を希釈したものでもよいでしょう。
中性洗剤をそのまま使うと濃すぎて塗装やシーラントなどに影響が出る場合があるので100倍程度に希釈して使います。
あとは泡を使ってマウンテンバイクの泥汚れを落としていきます。
洗車方法としては泡を使ってブラシやスポンジなどでゴシゴシ洗っていって大丈夫ですが、ハブやBBなどはあまり泡でこするとグリスが流れ落ちることもあるので、さっと洗う程度にしましょう。
全体の泥汚れを落としたら、水で綺麗に流して洗車方法としては終了です。
水気は残さないように
マウンテンバイクはオフロードを走ることを想定されているので、全体に水をかけても特に問題はありません。
ただし、洗車したあとに水分をそのままにしておくと、マウンテンバイクが劣化する原因となります。
金属部分に水分が残っていると錆が発生します。
マウンテンバイクの中で金属パーツはネジ部分などで水がたまりやすく拭き取りにくい部分にあります。
丁寧に拭いた後に天日干しして完全に乾燥させるようにしましょう。
水滴がついたまま保管すると次に使う時に錆だらけになってしまうかもしれません。
水滴を飛ばす方法としては、コンプレッサーのエアで飛ばすという方法がマウンテンバイクショップなどでは使われたりもします。
コンプレッサーはちょっと大掛かりですが、安いものなら3万円ほどから買えるので、日曜大工が趣味という人はついでに購入すると洗車時に便利になります。
乾燥後はオイルの塗布を忘れずに
マウンテンバイクの洗車方法の中で、1番のポイントともいえるのが、洗車後のオイルです。
洗剤を使って丸洗いすると、オイルは流れ落ちます。
注油には、潤滑という役割もありますが、金属部分をコーティングすることで錆から保護するという役割もあります。
洗車後に乾燥させても、空気中の水分などと触れて錆が発生することもあるのでかならず注油するようにしましょう。
また、注油の時に水置換性のあるオイルを使うと、拭き取れない部分の隙間の水分を押し出して注油することができます。