マウンテンバイクで山登りや山下りを初心者がいきなりやろうとしても、失敗することは目に見えています。
初心者の人はまずは山登りや山下りをする前に、様々な情報を知っておく必要があります。
装備はしっかりと
近年の自転車ブームで、自転車用のヘルメットはかなり普及しました。
街でもヘルメットを被って自転車に乗る人をよく見かけます。
当然ですがマウンテンバイクで山登り、山下りをするときにはヘルメットが必要です。
特に山下りをするときには防護性の高いヘルメットが必要です。
マウンテンバイクのヘルメットにはキャップタイプのアクションライドなどに使われるものや、顎までガードできるヘルメットなどがあります。
山下りをするときはスピードが出るので顎までガードできるタイプのヘルメットを選ぶと良いでしょう。
逆に山登りをするときは、防護性とともに、通気性も大切です。
マウンテンバイクで山登りをするときは通気性の高いものを選びましょう。
コース選びが大切
マウンテンバイクで山登りや山下りをするときに最も大切なことはコース選びです。
マウンテンバイクで初心者に向いているのは、ある程度人の手が入っていて、それなりに道が慣らされている林道などです。
登山道など通行する人が少なければ適しているといえます。
しかし、林道にしても登山道にしても自転車の通行が禁止されている場合もあります。
林道によっては私有地の可能性もあるので、実際に走れる道なのかどうかは事前に調べておく必要があります。
基本的にはマウンテンバイク仲間や、自転車ショップなどで走りやすいコースを聞いて、選ぶようにしましょう。
自主ルールを必ずチェック
近年、マウンテンバイクが山道に入ることが問題になっています。
登山者などがいる道をマウンテンバイクが高速で山下りや山登りをしたら危険ですし、マウンテンバイクのタイヤが道を荒らしたり、植物を傷めてしまうことがあるからです。
東京都ではマウンテンバイクの自然公園への立ち入りを禁止しようという動きもあります。
そこで、東京のマウンテンバイク愛好家が集まり「東京都自然公園MTB利用自主ルール」というのを作っています。
この自主ルールではマウンテンバイクが公園で山登り、山下りをするときのマナーを明文化しています。
「東京都」と書かれていますが、実際には東京以外の山道でもマウンテンバイクライダーが守るべきマナーが書かれています。
日本では元々マウンテンバイクが走れる道というのが多くはありません。
しかし、マナーを守らないライダーがいると、数少ない場所がさらに少なくなることもあります。
マウンテンバイク初心者は山を走る前に必ず目を通して起きたいルールとなっています。