マウンテンバイクを買ったはいいものの、初心者はどういった練習をすればよいのでしょう。
ロードバイクではとりあえず、公道で長距離を乗って体力をつけるという練習ができますが、マウンテンバイクの場合はどこでどのような練習をすると上達するのでしょう。
初心者の練習方法いついて解説していきます。
まずは練習場所の確保
マウンテンバイクを買ったばかりの初心者がまずしなければいけないのは練習場所の確保です。
練習もなしに初心者がいきなり山道に入ればすぐに落車してしまいます。
まずは練習場所を確保して、様々なシチュエーションでバランスをとる練習をする必要があります。
練習場所は、車の通らない広場で、あまり人気のない空き地のようなところがよいでしょう。
立入禁止の私有地は入ると問題になるので注意する必要があります。
まずは河川敷や公園の駐車場など、邪魔にならない場所でマウンテンバイクの基本的な動きを練習しましょう。
また、ある程度、上達したら山道デビューをするわけですが、そんな時のコース選びにもポイントがあります。
初心者におすすめの練習場所としては、スキー場が夏季などに開放しているマウンテンバイクコースです。
ある程度の安全対策がされていたりもするので初心者でも安心して練習することができます。
コースによっては芝生の上を走れるコースなどもあるので落車時のリスクを抑えられます。
走ることよりも止まること
初心者がマウンテンバイクの練習で真っ先にやるべきことは止まる練習です。
マウンテンバイクを真っ先に速く走る練習をやりたくなりますが、まずは止まることです。
下りや、荒れた路面など様々なシチュエーションで確実にブレーキングが出来るように練習しましょう。
特に急ブレーキは、体が反射的に反応できるようになるまで繰り返し練習するようにしましょう。
制動力の高いマウンテンバイクで、不用意に急ブレーキをかけると、特に下り坂などでは後輪が持ち上がって危険です。
ブレーキをかけると同時に後ろに荷重移動する必要があります。
まずは練習しておきたいトラックスタンド
マウンテンバイクでバニーホップやフロントリフトなどを駆使してダウンヒルを攻めるプロライダー。
初心者も真似したくなりますが、いきなりは無理ですよね。
まず初心者がそういったトリックを身につけるためにはトラックスタンドを練習しましょう。
トラックスタンドとは、マウンテンバイクに乗って、両足ともペダルに乗せたままその場に留まるテクニックです。
これを身につけると、荷重移動が自在にできるようになるので、急ブレーキでもバランスを崩しにくくなります。