マウンテンバイクは購入するのも結構な出費となりますが、年間の維持費はどのくらいなのかも財布を見れば気になるところです。
マウンテンバイクの維持費について解説していきます。
消耗品にかかるコスト
マウンテンバイクにはいくつかの消耗品があります。
維持費を考える上ではまずはこの消耗品を考慮する必要があります。
まず、真っ先にあげられるのはオイル類です。
チェーンオイルなどは、メンテナンスで必要ですし、グリスも使います。
ただし、1台のマウンテンバイクであれば、そこまで大量にオイルもグリスも使わないので、年間の維持費としてはオイル類は2000円も見ておけば十分でしょう。
それよりも維持費の負担となるのが、タイヤとワイヤー類です。
タイヤは年に2回ほど、ワイヤーは年に1回くらいの頻度で交換しますが、全部を交換するには年間にすると30000円ほどかかります。
マウンテンバイクの年間の維持費の内、消耗品にかかるコストは50000円弱くらいみておくと良いでしょう。
保険にかかるコスト
マウンテンバイクの維持費で忘れてならないのが保険料です。
マウンテンバイクは公道、山道を高いスピードで走るので事故は高い確率で起こります。
自分が傷ついたときはもちろんですが、他人を傷つけた時のためにも保険に加入しておくことが大切です。
マウンテンバイクに適した保険としては、自転車保険もありますが、レジャー保険、山岳保険などもあげられます。
山岳保険は山で遭難した時のために必要なので、山道を走る機会が多いという人は、滑落などで救助が必要になったときのために加入しておくとよいでしょう。
保険料は自動車保険のレジャー特約などでカバーすれば維持費としては1000円程度で済みます。
別途加入する場合は5000円程度ですが、万が一他人を傷つけた場合のリスクを考えれば、高い金額ではないでしょう。
維持費を下げるポイント
マウンテンバイクの年間維持費を下げるポイントはDIYです。
マウンテンバイクのメンテナンスをショップに依頼すると、当然ですが工賃がかかります。
工賃はタイヤ交換やディレイラー調整などで1000円程と大して高くはありませんが、年間で積み重なるとけっこうな高額になります。
自分でやれば工賃は無料です。
マウンテンバイクで山道を走っていてトラブルが発生した場合は自分で解決する必要が求められることがあります。
日頃から、自分でメンテナンスをするということは年間維持費を下げることもできますし、トラブルを自分で解決出来るというメリットもあります。