マウンテンバイクで上手く変速しないというは、よくあるトラブルです。
今回は上手く変速しないときのチェックポイントについてまとめてみました。
まずは清掃
マウンテンバイクで上手く変速しないときに、最初にチェックするポイントは清掃です。
マウンテンバイクは林野を駆け回るので、駆動系にはドロや枯れ葉など、たくさんの汚れがつきます。
変速しない原因が汚れにあるというはよくあることです。
まずはドロなどの汚れを綺麗に落とし、変速の調子をチェックしてみましょう。
案外これだけでも解決することもあります。
もちろん、綺麗に洗ったあとは、注油をすることも大切です。
清掃と注油だけでも効果がある場合もあります。
ディレイラーの取り付けをチェック
マウンテンバイクで変速しない時に多いのがリアディレイラーをぶつけてしまって、取り付け位置が変わってしまうといったトラブルです。
リアディレイラーは2つのプーリーとスプロケットが一直線にならなければなりません。
しかし、石などにディレイラーをヒットさせて曲がってしまうと、プーリーが斜めになっていることがあります。
こうなってしまった場合は、パーツの交換をする必要があります。
まずはエンド金具を交換してみましょう。
エンド金具は、マウンテンバイクを買った時に予備パーツとして付属してある場合もありますが、付属してない場合もあるのでマウンテンバイク購入時には一緒に発注しておくとよいでしょう。
エンド金具を交換してもディレイラーがまっすぐにならない場合はディレイラー自体に問題があるので、ディレイラーの交換となります。
ワイヤーの張りを調整
ディレイラーが正しい取り付け位置にあることが確認できたら、ワイヤーの張りを調整すれば、うまく変速するようになります。
特に、朝一からディレイラーが上手く変速しない場合などは、マウンテンバイクが汚れてもなく、取り付けに不具合があるわけでもないのでワイヤーの張りに問題があると考えて良いでしょう。
ワイヤーの張りは温度や湿度によっても変わるので、小まめな調整が必要です。
ハンドル近くの変速用のワイヤーにアジャスターを取り付けておくと、手軽にワイヤーのテンションを調整できます。
アジャスターがハンドル近くにあると、乗りながら調整もできるので便利です。
しかし、シフターを動かしても全く変速しないという場合には、ワイヤーにトラブルがあるか、ワイヤーの緩みが大きい場合があります。
まずはワイヤーを張り直して、調整のし直しが必要です。
ワイヤーを張り直しても全く変速しない場合はシフターのトラブルなどもあるので、その場合はショップで原因を調査してもらわなければなりません。