マウンテンバイクは山道を走るだけのもので、ロングライドには向いていないと思っていませんか?
しかし、意外とマウンテンバイクでもロングライドが出来るものなんです。
マウンテンバイクでロングライドする時のポイントについてみていきましょう。
マウンテンバイクがロングライドに向いていない理由
まずは、マウンテンバイクがロングライドに向いていないと思われる理由についてみていきましょう。
まずあげられるのが、太いタイヤです。
太いタイヤ路面との接地面積も大きく、重量的にも抵抗となります。
次にあげられるのが、ロードバイクよりも体が起きた乗車姿勢です。
乗車姿勢が起きているとその分、空気抵抗が大きくなります。
自転車は速度があがると空気抵抗の割合がとても大きくなります。
空気抵抗はロングライドでの疲労感に1番影響を及ぼします。
また、サスペンションもロングライドには不向きな理由となる場合があります。
サスペンションによってフレームが大きくたわむと、ペダルを力強く踏んだ時に力が逃げてしまうことがあります。
意外といけるロングライド
さて、マウンテンバイクのロングライドについてネガティブな理由をあげていきましたが、実際は結構マウンテンバイクでもロングライドが出来ます。
もちろん、ロードバイクと比較すれば、同じ距離なら抵抗が大きいマウンテンバイクだと疲労度合いは大きくなり、平均速度も低下します。
それでも1日に100km程度ならば問題なくこなすことができます。
平均速度ではロードバイクとくらべると5km/h以上遅くなる場合もありますので、100kmではロードバイクで4時間で走った場合は、マウンテンバイクでは5時間で走る計算となります。
しかし、ペースは落ちても1日で十分走りきれる速度なので、マウンテンバイクでもロングライドは可能ということになります。
マウンテンバイクにはロードバイクと比べるとペースは落ちますが、サスペンションも付いてるので快適にロングライドが出来る自転車であると言えるでしょう。
ロングライドに合わせたセッティング
マウンテンバイクをロングライドに合わせたセッティングにすれば、さらに快適に楽しむことができます。
具体的には、サドルを高めにして、ペダリングしやすくしたり、前傾を深くして空気抵抗を減らすことです。
さらにタイヤを細めのものにしたり、サスペンションのストロークと止めるなどすれば、マウンテンバイクをロングライド向けのセッティングにすることができます。
ロードバイクでやるような、長距離の高速ツーリングを同じ様にマウンテンバイクでやることは難しいですが、こういったセッティングの変更などでロードバイクに近いペースでロングライドを楽しむことが出来るようになります。